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Crokett&Jones キャベンディッシュ3の履き始め

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革靴
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以前の記事でタッセルローファーの雄の一つ、Crokett&Jones キャベンディッシュ3を購入したことを紹介した。今回はその履き慣らし期間のお話。

結論から述べると、「すげぇな、ラスト375」である。

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フィッティング時の感想を振り返る

フィッティング時、ジャストサイズでキツさは感じなかった。ボールジョイント、甲のフィット感、かかとの抜け、すべてが理想の状態。いわゆる修行みたいなものは必要なさそうと予想した。

コルクは沈み込みはするけどもものすごく大きな沈み込みというのはありませんよ、との店員さんの教えもあった。

実際に1ヶ月ほど履いてみた

週に2-3回の着用ペースで、一ヶ月ほど履いてみた。

履きはじめの第一週目。
WESTON GOLFの時と比べると快適すぎる。さすがに初めの数日はソールの返りが十分ではないため、キズパワーパッドによるかかとのガードはした。その結果、かかとにひどく靴擦れが生じたとかはなかった。かかとのホールド感が抜群にいい。たぶん、なくてもどうにかなったように思う。
僕は右足のほうが甲が高いのか、足がむくむ夕方頃に右足には少しキツさを感じたものの、痛くて歩けなくなるほどではなかった。まだコルクが沈みきっていないので、どうなるか、という印象はあった。

第二週目。
今週も2-3回のペースで着用。大きな変化は感じないが、コルクが少し沈んできたかな、という感じ。僕の足は左足が幅広で甲が少し低く、右足が0.5 cm長い。このせいか、少し左足が甲がゆるくなってきた感じはある。しかし、それでもかかとが抜けるようなことはない。もう少しコルクが沈んでゆるくなるようであればサイズ調整が必要かもしれないが、まだ大丈夫。

第三週目。
またも3回着用。明確にコルクが沈んできた。自分の足型がインナーソールについており、母指球や指の形にコルクが沈んでいる。そのおかげで中で足が滑ることがなくなり、快適そのもの。しかし、その分懸念していた左足の甲のゆるさが顕著になってきた。それでもかかとが抜けることはないが、果たして。

フットプリント

第四週目
これはほぼ完成じゃないかな。左足はやはりゆるくなったのでタンパッドを貼った。タンパッドを貼るとシワの位置がずれるなどの懸念で避けている方もいるらしい。しかし、実際に貼ったあともシワの位置がずれることはなく、ただただ履き心地が快適になった。ズレもしないし圧迫もされない。足がむくむ夕方以降も何も痛みはなく、快適そのもの。ちなみに僕が貼ったのはクラブヴィンテージのタンパッド。厚みもあるシープレザーで、柔らかくて心地よい。

Cavendish 3には修行期間はない

ジャストサイズで購入したCavendish 3だが、足が痛くなるようなことは全く無く、修行期間を終えられたと感じる。タイトフィットから慣らすことになれていたため、購入時のジャストフィットに対しては正直不安があった。しかし、うれしいことに杞憂に終わった。左足こそタンパッドをつけることになったが、これは僕の足の大きさが左右で違うせい。4週目以降もそれなりのペースで履いているが、これ以上サイズがゆるくなる傾向もなく調子がよい。ここまで快適に履き始められるなんて、ラスト375はほんとにいい木型だ。ローファーのフィッティングはシビアである、という考えがこの靴にはあてはまらなかった。この靴の革(アニリンカーフ)の柔らかさもこれに寄与しているのだろう。

少しゆったりと履けるジャストサイズ。タンパットを貼っているのは左足。

この状態ならすぐにでも出張に履いていけるし、旅行にもつれていける。本当に購入してよかった。

試着しかしていないが、Cavendish 2ではここまでのフィット感は感じなかったし、かかとは抜ける感じが強かったため、Cavendish 3を選んだのは正解だったと思う。並行輸入品で安く買えるのが魅力的なCavendish 2だが、Cavendish 3が多く選ばれるのには確かな理由があると実感した。

金額こそ高いが、革靴に馴染みがない人にもオススメできる一足である。ここからのエイジングも楽しみだ。大事に履いていこう (上の写真、少し乾燥気味…)。

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