みんな大好きAlden。Aldenといえばコードバン。一枚革のコードバン最高。ということで9901。履き心地もよく、コードバンの具合もよく、お気に入りの革靴。絶対に雨が降りそうな日には履かない。この記事では新品当初の写真を引っ張り出して紹介する。経年変化等はまた別の機会に (未だにケア方法を模索中)。
Aldenとは
アメリカの靴メーカー。1884年創業。アメリカの靴ブランドとしてはAllen Edmondsと双璧をなす代表的なブランド。Horween社のレザー、特にコードバンとクロムエクセルレザーを多く扱うことができる背景をもつ。コードバン使用モデルに関しては、流通量の低下から年々入手が困難になり、価格も上がってきている。どのブランドもそうだが、「最近のAldenは〜(悪口)」というのがいくつかあるらしいが、無い物ねだりをしてもしょうがない。知らぬが仏、と僕は思っている。

9901にした理由
オールデンを代表する靴の一つ。バリーラストのプレーントゥ。色違いに990があり、こちらはダークバーガンディ色で、ホーウィン社のシェルコードバンを代表する色。僕が所有する9901はブラック。ダークバーガンディ(990)のほうが経年変化による色の変化(退色)が楽しめ、唯一無二の一足になるとして人気だそう。僕がブラックを選んだのは、「赤っぽく経年変化した場合、プレーントゥとしては合わせる服装が限られそう」に思ったから。その点、ブラックであれば服装は選ばないと考えた。まだ所有してはいないが、もしダークバーガンディのコードバンをもつならば、コインローファーかタッセルローファーなどかな、と思っている。

バリーラストとサイズ感
バリーラストは、簡単に言うとポッテリとしたシルエットで、履き心地もゆったりしたラストである。ボールジョイントはゆったりしており、ほどよいラウンドトゥで美しい。甲は思ったよりも高くなく、一の甲、二の甲ともに甲が低い人にも問題なく履けるラストだと感じる。
僕の選んだサイズは8.5D (US)。9.0Dでも良かったような気はするが、羽根の閉じ具合が5 mmくらいになってしまったのと、くるぶしが当たっていたため8.5Dにした。これで全く問題なく、心地よく履けている。試着したことがあるChurchのShannon (8.0F, UKサイズ)にサイズ感が似ているような気がするが、Shannonのほうが一の甲は高かったと記憶している。そして、こっちのほうが幅はきつめだったかな。曖昧。
なお、僕が購入したのはラコタハウスではなく、UNITED ARROWSである。別注品とのことだが、デザインの変更はなく、インソールにUNITED ARROWSの表記があるのみ。


オールデンのブラックカラーはソールも漆黒。個人的に、ソールは履けば削れて色が剥がれていくとはいえ、このデザインは好き。どういうレザーかは把握していないが、それなりに耐久性がある。履きおろし当初は、ソールの返りの硬さも相まって非常によく滑る。なお、外履きする前にトゥースチールをつけている (ビンテージスチール).

Aldenの「アタリ・ハズレ」は?
Aldenは値段の割に作りが粗かったりすることも有名。出し縫いがコバギリギリだったり、ヒールの大きさや高さが違ったり。僕のはそういう粗さはあまり感じていない。むしろ作りはキレイだと思う。アタリ個体だったのかな。革としては、右足に毛穴が少し見受けられるが、僕的にはそれは許容。味として捉えている。
プレメンテとシワ
僕の実施したプレメンテは以下の通り。
① 馬毛ブラシでブラッシング
② モウブレイ クリームエッセンシャルで汚れ落とし&保革
③ インナーライナーにサフィールNoir スペシャルナッパをたっぷり塗布
④ ボールジョイント部位と履き口周辺の革を片足10分以上揉み込む
コードバンといえばシワは非常に大事である。なので、初めのシワ入れはその靴の将来を決める重要な瞬間。ただ、僕は俗に言う「シワ入れの儀」は実施していない。理由は、④の揉み込みにより、硬いコードバンが柔らかくなったから。勝利を確信し、ペンなどはあてずにゆっくりと足を屈曲してシワ入れをすることで、自然な大きなシワがしっかりと入った。プレメンテで保革はもちろん、その後の揉み込みの重要性を強調しておきたい。
シューツリーは?
コードバンは強度の高い革だが、引張にはあまり強くないようである(裂ける)。また、オールデンの純正シューツリーは、スプレッド式のもので、強いテンションは靴に与えない。とはいえ、純正は高いので、僕はハンズで購入した似たようなスプレッド式のものを使用している。靴を脱いで10分後に使用したり、何なら忘れて数日後に使用することもある。他のカーフレザーよりもシューツリーの使い方は雑かもしれない。
まとめ
コードバンの革靴は履いていて気分が上がる。サイズ感もよく、シワも満足に入った僕のこの一足は手放すことなく大事に履いていけそうである。何より、年々入手が困難になっているAldenのコードバンモデルが手元にあることの満足感は高い。(最近Horween社のシェルコードバンを使った靴はカルミナのWebから作成してもらえるんだけど、Alden以上に試着できる店舗が少ないのが難点。カルミナのラストってあまり情報がなくて)
ただ、未だに勉強中ではあるが、靴磨きがカーフレザーの靴とはやや異なる。もう少し勉強し、満足な靴磨きができるようになれば、今の状態などをアップしていけたらと思う。
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