「ジッパーフライ or ボタンフライ」
ジーンズを選ぶときの重要なファクターの一つだと思う。
正直シルエットが好みでもジーンズフライだから選ばない、ボタンフライだから避けてしまう、など、そういう場面は少なくない。
僕は断然ボタンフライ派だ。ファッション性と言うよりも、利便性。リーバイスは511や551のシルエットは好きだが、ジッパーだからいまいち触手が降りない。
ファッション性
通常はジッパーもボタンも隠れてるので見えないはずだ。なのでファッション性というとあまり大差ないのかもしれない。
しかし、これはあくまでもリジットやワンウォッシュの話。
色落ちジーンズとなると話は変わる。
ジッパーフライはただ生地の波打ちに応じて色落ちする。
ボタンフライは生地の波打ち+ボタンのアタリがでる。ジーンズフリークはこのボタンのあたりに美学を感じる人が多いようだ。
個人的にはこのボタンのアタリは出たらうれしいなぁ、程度。あまり気にならない。ボタンフライは3本穿き潰したが、キレイに出たのは少ない。
このボタンのアタリに関してはあまり詳しくないのだが、洗濯回数や洗濯方法によるのだろう。
僕は洗濯をあまりしない穿き方が多く、洗濯時も裏返している。
おそらく、ボタンをしっかり閉め、表向きにしてそれなりの回数洗濯しないとここのアタリは生じないのではないか。
あとは、個人的にタイトなジーンズを履いた時にジッパーフライだと上のジップ部分が「こんにちは」するのがあまり好みではない。タイトジーンズでジッパーだとたまに自然と開いたりもするし。
出典:左:https://item.rakuten.co.jp/ever-green/64450/
利便性
僕的にはこれが1番の理由。ボタンフライは慣れると圧倒的に楽である。
僕はベルトもつけてジーンズを穿くが、全然めんどくさいと思わない。
ボタン外すときのバババッというあの感触も好きだ。ちょっと変態ちっくな域に入りつつあるのかもしれない。
そして、最大の利点は、社会の窓全開、というのが避けられるのがボタンフライ。
たまにやらかしてしまうのがジッパーフライ。
オアスロウ107のみどうしても欲しくてジッパーフライを購入したが、このジーンズの時に限って社会の窓を開放してしまう。
どれだけ注意しても30回に一回くらいやってしまう。
ボタンフライで閉め忘れたことは一度もない。
ボタンフライのススメ
あまり個人の好みを押し付けがましく語るのも良くないとは思う。
ただ、シルエットとか色落ち具合が好きだったがボタンフライだから避けてた、という人の助けになればと思って書いてみる。
ボタンフライのボタンはたくさんついているが、使うのはトップボタンを含めてせいぜい上から3個までだろう。
よっぽどタイトなジーンズでない限り3個外せば着脱に不便はない。かつてAPCのプチニューを超ジャストで穿いていたが3個外しで困ったことはない。
慣れるとバババッと勢いよく外す時も3個外しで止められるし、着直すときも時間はかからない。
なにより、社会の窓全開事件を防げる。セクハラ防止にも完璧である。
色落ちが好きな人はボタンのアタリをみてニマニマできる。
ぜひ一度お試しを。
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