ロードバイクとジーンズのケツ

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ロードバイク

ジーンズ愛好家にとってロードバイクは天敵だと思っている。
しかし、僕はロードバイクも好きであり、大事な趣味のひとつだ。仕事もジーンズを穿いてロードバイクで通勤している。一日に一時間、僕のケツはロードバイクのサドルで擦れている。

つまり、ケツだけ色落ちがはやく、サルのお尻の白色バージョンができあがってしまう。僕が穿いているor slowの107は明らかにお尻だけサドルの形に白く色落ちしてしまった。

1年穿いてロードバイクも乗りまくったor slow107。尻が白い。

ジーンズは人の生活を表して色落ちするため、これも味といえば味かもしれないが、正直好きじゃない。なんなら、摩耗して破れやがる。LVC1955 501を買う前に、これは対策しないと、と思い、Amazonを徘徊したところいい商品に出会ったので紹介したい。

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「擦れるならばもっと擦れるようにしよう」逆転の発想をした商品

商品名は「ズボンが傷まない乗り心地がいいNASAの博士発明のサドルカバー」である。開発様には悪いが、うさんくささしかない

正直、値段が安くなければ購入しなかった。しかし、買ってみていい買い物したな、と思った。まだ購入から2ヶ月なので、時期尚早かもしれないが、僕の直感がそう言っている。明らかにケツとサドルの間の摩擦は軽減された。

原理は、このサドルカバーはナイロン製の布が複数層構造になっており、ケツと最上層の布との接地面が擦れるのではなく内部の布層を擦れるようにした、というものである。

言葉の説明では難しいので、下の模式図でイメージできるだろうか。漕いでいるときに生じるケツとサドル間の動きに対して、第一層と二層間、もしくは二層と三層間で擦れてくれるため、ジーンズへのダメージが軽減される。

つまり、「擦れるならばもっと擦れるようにしてしまおう」としたのがこの商品だと思う。

実際に装着した様子

Amazonで売っている商品は、ママチャリなどにあるサドル用の商品であり、ロードバイクのような細長いサドル用のは公開販売していない(2021年5月2日 現在)。これでもロードバイクにつけられないことはなく、つけると下の画像のようになる。

横からの図
後ろからの図
上からの図
乗車時の姿を後ろから

一枚目の横からの図は明らかにサイズが間違っていることがわかる。真ん中が下にさがっている。
後ろから見る分にはそこまでおかしいことはなく、上からの図も装着後一度乗ってしまえばロードバイクの形が強調される。
このブログ用に乗車時の姿を後ろから撮ってみたが、さほど気になるような感じではない。

乗り心地は?

正直使い始めは違和感を感じた。ケツが滑る感じがするので、すこしバランスを崩さないように力んでしまい、普段よりも疲労感を感じた。

しかし、これも慣れであり、今は何の違和感もない。乗車中にサドルカバーがズレることもない。快適そのものである。

結論として、買いなのか?

まだ2ヶ月しか使っていないし、このカバーでジーンズがどれだけケツが白くなるかの検証は不十分だと思うが、今のところありだと思っている。安いし。

現在育成中のジーンズが二本ほどあるので、この二本のケツがロードバイクで熟成されていく(いかないでほしい)様子をそのうちレポートしたい。

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